戸田市で活動する保護猫団体に想う事

2022年02月25日

今から約3年前。

秀和管理のそばにいた一匹の猫が出産をし

五匹の大家族になってました。

 

当時の私は猫ルーキー。

せめてご飯だけでも、寒さ凌げる箱(家)だけでも。

愛情を注げば注ぐほど

比例するかのように大きくなっていったのが苦情でした。

 

苦情が来るのも仕方ないのです。

その人達にはその人達の都合や好き嫌いあるのですから。

「どうしよう。。。」

悩んでいた時に手を差し伸べてくれたのが

戸田の保護猫団体「とだニャン」でした。

 

保護猫“団体”と言っても実質1人なのです。

主催者 稲井田 幸子さんが熱心に活動するのを

複数人でサポートしているのです。

僕も全体で言えばほんの一部を

ボランティアとしてお手伝いしています。

 

笹目は野良猫多いんですよ。

(前に比べ今は減ったと感じています)

 

これは[猫ルーキーあるある]だと思うのですが

それ以前の僕は特に猫に興味があった訳では無かったんですね。

街の猫に目が届かなかったんだと思います。

猫愛が芽生えた瞬間、まぁ!なんて事でしょう

いるわいるわ各所にいるわ。

今まで見えなかった猫ちゃんがあちこちに!

 

とだニャンの苦労など深く考えず

いくつ相談したのだろう。。(無知って怖い)

熱心に対応くださったのが稲井田さんでした。

(恐らく僕みたいな相談相当数受けているはず)

 

時には僕自身が相談を持ちかけておきながら

「(この子を)なんとかするのは無理だろうな。。」

そう諦めかけた時にも

「諦めて良いのですか?

この環境変えてあげたくないのですか?」

稲井田さんがそう言ってくれた事もあります。

 

僕が今ボランティアをしているのは

その時の恩返しがしたいから。

 

活動していて分かってきた事があります。

これ正解だかどうかはハッキリとはわかりません。

(まだ僕も勉強中の身。わからない事だらけです)

 

猫の状況+『相談者自身の姿勢』

ここで手の差し伸べ具合が変わるんじゃないかと。

 

全ての猫(命)に平等を。

 

出来ればそうありたいのが猫好き心理。

でも冒頭でお伝えした通りとだニャンは1人。

無数の相談を全て受ける事など到底出来ないのです。

 

もしアナタが本気で猫を救いたいと思った時、

アナタの姿勢が猫の命を救うキッカケになる筈です☺️

「近所の野良猫が可愛そう」

それを口にするのはある意味とても簡単なのです。

 

話を戻します。

一時期とだニャンは戸田市から支援を受け

今よりゆとりある活動が出来ていました。

 

保護猫活動ってとてもお金がかかる筈なんです。

命ですもの。

人間同様に生活するのに必要なものがありますから。

 

戸田の地域の猫が少しでも多く幸せであるように。

とだニャンのこの取り組みが、

長く長く続いていくように。

 

そんな願いを込めて

今回の笹目祭りを「猫」に焦点を当ててみました。

 

有難い事に、沢山の方にご賛同頂き

豊かな祭りとなりそうです。

そして豊かになればなるほど

とだニャンを皆で支えられる事にも繋がります。

(多くの商品の売り上げの一部がとだニャンに寄付されます)

 

人も猫もこの街で豊かに。

猫好きさんも、猫に興味ない方も、そして猫嫌いさんも。

一緒に考えて答えを出していけたら尚嬉しく思います。

 

この長い文章を最後まで読んでくださり

ありがとうございました。

 

[追記]

文中にある  相談者自身の姿勢=お金 ではありません。

答えは全てここでは書きません。

ご自身に出来る何かを考える事もとても大切な事だと思うので。